50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ハムストリングスの柔軟性

ハムストリングスは太ももの裏側、お尻の下にある筋肉群です、半膜様筋、半腱様筋に大腿二頭筋を合わせてハムストリングスと言われています。ハムを糸に何本かつるした様からきたようです(笑)前の2つのどちらかを陸王というドラマの主人公が痛めていました~股関節と膝の裏側に走っている筋肉群なので作用としては、膝を曲げることと股関節の伸展、ボールを蹴る際に脚を後ろに引く動作、です。

以下ハムと省略します~ハムの柔軟性は結論から申しますとその目的に応じた適度な

柔軟性があればいいかと思います。セルフストレッチングでお話しましたが、サッカーやテニス、バスケットなどの激しいステップが必要となる競技などでは、ハムの柔軟性は適度な柔らかさ、柔らか過ぎてしまうと鋭いステップワークは失われてしまいます。

故にステップの激しい競技を行っている方はウォームアップの後のストレッチングのやり過ぎはお気をつけて下さいね~過柔軟でパフォーマンス能力が落ちてしまいます。

 

脚を振り上げる動作があるスポーツやダンスなどは上記のスポーツよりハムの柔軟性は重要になるので、しっかりとです。ハムのストレッチングは余裕がある時はつま先を3方向、正面、外側、内側と向けて、ハムを正面、内側、外側と伸ばしてあげて下さい~

後、膝を伸ばした状態でハムをストレッチングすると膝の裏側、ふくらはぎの筋肉の上部も一緒に伸ばしているので、ハムだけをストレッチングするには膝を少し曲げた、緩めた状態でです。

ハムのストレッチングの際は腰への配慮を必ずです~反動をつけたり誰かが背中を押したりと・・・禁忌行為です。目で見えない部位の腰の椎骨や椎間板や靭帯に多大な負担がかかっていることをお忘れなく~

 

ハムのストレッチングはバレエのように立位やヨガのように床で行ったり、椅子などで行う方法など様々です。お勧めなハムのストレッチングがあります~チューブやセラバンドなどのゴム状のものを足の裏にかけて、両手で馬の手綱をを引くようにしてハムをストレッチングします。ゴムの柔軟性があるので微妙なコントロールが可能です。

腰痛とハムの柔軟性ですが確かに腰痛で私の教室に来た方は、始めはハムがガチガチで立位で伸ばせる状態ではない方ばかりです。カラダを温めて汗をかいた後に股関節まわりとハムをしっかり伸ばすことで、柔軟性も高まり大概の方は腰痛は治っています。

 

これから冷えてくる季節、カラダがウォームアップされていない状態でのストレッチング、お気をつけ下さい~何度も私は過ちをです(笑)