50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

歩く時に一番使う筋肉

股関節のインナーマッスルの大腰筋ですが、テレビ等メディアでも取り上げられるになりました。整形外科医の団体がロコモ、ドコモではありません(笑)ロコモティブシンドロームという運動器の障害による介護予防方法を10年ほど前に発表しました。

その中で大腰筋がクローズアップされましたが、あまりこの筋肉の重要性は広まっていないのが現状です。

 

結論から申しますと、歩く時に使う主動筋、太ももを持ち上げる際に一番使うのがこの大腰筋なのです。太ももの筋肉で脚を持ち上げる?と思われると思われがちですが、

太ももを持ち上げる動作は股関節の屈筋、インナーマッスルの大腰筋が主動筋になります。次に腸骨筋、そして3番目に大腿直筋と太ももの筋肉は少し後になります~詳しくは省略しますが、大腰筋を筆頭に7つの筋肉の共同作用で太ももは何気なく持ち上げられて、自然に歩くことが出来ています。

 

大腰筋に小腰筋に上記の腸骨筋で腸腰筋と言われていまして、こちらの方が耳慣れがあるかと思います。ヨガではよくこの部位をストレッチングしていますね~スポーツなどしている方の股関節のMRIなどで大腰筋、腸腰筋は一般の方に比べると何倍も太い、肥大していることが判明しています。

ようは100歳でも自力で歩行、階段を上るにはこの大腰筋を鍛えることが大切、ロコモでもこれを推奨しています。大腰筋が衰える、細くなってしまうといわゆるスリ足になってしまい、カーペットでも転倒してしまうことになってしまいます・・・

 

太ももや殿筋と鍛えなくてならない筋肉は沢山ありますが、これらを一度に鍛える動作はスクワットです。またか~ですね、スミマセン(笑)大腰筋を刺激するにはスクワットの動作中、股関節を曲げる、鼠径部に当てた指が圧迫、挟まれるように意識をすることです。これで太ももやお尻などのアウターマッスルとインナーマッスルの大腰筋を刺激することが出来ます。

この股関節曲げの動作で、日頃の椅子の立ち座りをすれば敢えてスクワットをしなくても大腰筋を刺激出来ます~お試しを!