50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

セルフ・ストレッチングの効果

ストレッチングが日本に紹介されたのは1980年の始め、それまでは柔軟体操として皆さんも体育の授業や部活などで、1、2、3、4~!と反動をつけて行っていましたよね~部活懐かしいです(笑)反動をつけて筋肉をストレッチングすると伸張反射でその筋肉は実際には収縮してしまう~と一気にそれまでの概念が一掃されました。

図解で解説された分かり易い本は柔軟体操の概念を革命的に変えました、80年代にエアロビクスが流行するのと相まって一気に静的、スタティックなストレッチングは日本に広まり始めました。スタジオで私は女性の何とも言えない視線に耐えながら(笑)初めてフゥ~と吐きながらセルフストレッチング行っていました~

 

ストレッチングは大きく2つに分けるとベーシックストレッチングとファンクショナル

ストレッチングに分けられます。前者は文字通りカラダの基礎となる柔軟性の向上が目的で、静的、スタティックなものがメインで受動的に柔軟性を高めるます。後者のファンクショナルは発展的に柔軟性を高めるもので、動的、能動的に柔軟性を高めます。

後者はスポーツ競技などのスキル向上などに関係、関与しているものが多いです。

 

セルフストレッチングはベーシックストレッチングです、自分でしっかりと伸張感を感じて行うと様々な身体的、精神的な効果があります。大まかに列挙します~

● 筋肉を強化しその調子を整え、腱や靭帯や関節を柔軟にする。

● 慢性化した腰痛や膝痛、肩こりを予防する。

● つまずきや転倒の予防、様々な怪我や障害の予防になる。

● 神経系を活性化させ、気分が爽快になる。

昨今の流行のヨガはしっかりと時間をかけて全身をストレッチングをするので、大変よいものです。ポーズがメインなものは複合的、沢山の筋肉を同時にストレッチングしたり、そのポーズを保持するために筋力を要するものもあるので、無理なくマイペースでです~

伸張反射は筋肉自体にそれ以上伸びてしまうとヤバイ!という感覚器みたいなものが存在しているらしく、カラダは自ら身を守る術を持っています。すごいですね~その反射を起こさないようにゆっくり吐きながら、フゥ~と出来れば30秒位は行うと効果がより得られます。

今の時期、エアコンの中に長い時間居る時はカラダも冷えているので、ストレッチングのタイミングをお選びいただければと思います。大きく背伸びと股関節のストレッチング、相撲の股割りのやつです~それだけでも気分が変わりますよ~(笑)