50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

意識で姿勢は変えられる

昨日の続きです~大谷選手が打者で復帰しました、専門家が打撃フォームを分析していた内容が、大リーグに行って打席での構え、打つ時にカラダを前傾させるようなった、と解説していました。イチロー選手も日本で振り子打法と言われたものを移籍して直ぐに先んじて、前傾姿勢、股関節を曲げて打つようになりました。

彼らは大リーグの速いボールに対応するために意識してか直感かは定かではありませんが、股関節を曲げてカラダを前傾姿勢に、タイミングをとる日本人選手の特有の脚上げも止めました。それからの活躍はさすがですね~

 

骨盤を前傾させた姿勢、脚を後ろに動かす可動域が少し広がっただけで、運動能力が一段高くなる代表例は~陸上競技の走りです。走る行為はひと昔前は太ももなど前の筋肉ばかり鍛える、太もも上げで何周も走らされました(笑)

走る動作は股関節を中心に脚の円運動です、回転、私は巻き込みと表現しています。長距離のアフリカ系の選手はカカトがお尻につく様な回転、巻き込みで走っているのが見て取れます。骨盤が前傾していると後ろへの蹴りを強く、回転で走ることが出来ます。故にアフリカ系の選手はフルマラソンを2時間少しで走りきることが出来ます。要は回転で走ることができる、省エネで走ることができる訳です。日本人選手と比べるとよく分かるので、観る機会ありましたらカカトの位置を(笑)あと長距離のアフリカ系の選手は殿筋が発達していますが、太ももからふくらはぎは細~いですよね、お尻、殿筋と股関節の巻き込みで走るので、あの体型な訳です、淘汰された姿勢なのです。

日本人選手は太ももで走っていると言っても過言ではありません~何方か陸連の関係者をご存んじの方いらっしゃいましたら、是非このことをお伝えください~(笑)

股関節への意識を変えるとアフリカ系の選手のような体型、姿勢になることは夢ではありません、まずは股関節曲げの意識で既存の姿勢の概念を変えていただければと思います。