50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

肩関節 障害の予防

連休も遂に最終日です~早く普通の生活のルーティーンに戻りたいです(笑)肩関節の前に股関節について少し・・・人体のスケルトンを多分学生時代に学校で一度は見かけたことがあるかと~あの骨盤に大腿骨がぶら下がっていますが、股関節はスケルトンの状態で約10㎏の力を加えないと取れない、球関節になっています。

それだけに股関節の動きは制限された動きが課せられていますが、肩関節はそうではありません。

 

ご存知のように肩関節はとても不安定な関節でして、変な例えですが何カ所か筋肉や靭帯を切ってしまえば、簡単に外れて、取れてしまう構造になっています。

しかしこの不安定だけど可動域が広いことが現在の人類の進化に繋がっています。

物や槍など投げているうちに肩関節は今のようになりました~今や160キロでボール

を投げられるまでに(笑)

 

この投げる動作は意外と複雑な動作です、男性は子供の頃からボールを投げたりと自然

にこの動作が出来ますが、女性の方は苦手な方が多いかと思います。投げる時にまず腕(上腕骨)を内側に捻り(内旋)、更に外側に捻り(外旋)、最後にまた内旋させる、

この動きがスムースに行える様になると、最高のパフォーマンスが出来るという訳です。

これらを可能にしているのが、様々な靭帯やインナーマッスルや表層の筋群なのですが、この触ることの出来ないインナーマッスルが重要です。私は筋トレをやり過ぎて

表層の筋肉と共にインナーマッスルを特に傷つけてしまいました。30代の始めに痛めて未だに痛くなるときが・・・気圧の変化や寒暖差で痛くなります・・・

 

肩関節に負担がかからない動作は脇を締めた、上腕骨があまり広がらない動作が一番

です。なかなか日常生活で脇を締めての動きは難しいですが、例えば台所で重いヤカン

を取る時はカラダを近づけて脇締めて~筋トレでは出来るだけ脇を締めた状態での筋トレをお勧めします。相撲のてっぽうの脇締めてのように(笑)相撲のてっぽうはとても

理にかなったトレーニングです。

次回、肩関節まわのインナーマッスルのケア、ストレッチングをです~