50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

膝が痛い時の階段の下り方

お客様で膝蓋骨、膝のお皿を骨折、レッスンに復帰された時のアドバイスです。

膝の関節は鞍関節(あんかんせつ)と言われています、馬の背中に乗せる鞍、

くらに似ているので鞍関節と~膝の関節は前後に少しローリングしながら動き、

それの前方に膝蓋骨が守っている構造です。

 

馬の鞍、くらがピタッと密接されていなく、少し前後に動く不安定な状態が

人間の膝関節です。故に、膝蓋骨や靭帯や半月板に負担がかからないようにする為

には膝周りの筋群、特に太ももの大腿四頭筋の内側広筋の強化が必要になります。

この内側広筋の話は別の機会に~

 

膝が痛い時はどうしてもカラダを真っ直ぐに膝を曲げない様に、下りてしまいます。

階段を上がる時は膝への負担がないように、本能的に股関節を曲げる、カラダを前傾

させて上がるのですが、下りは高低の恐怖感があるので、股関節を使えない、使わない

下り方になってしまいます。

その方へのアドバイスです~手すりを握ってカラダを安定させて、マウンテンゴリラ

のように下りて下さい!と。見た目はよくありませんが(笑)足の裏全体で少しへっぴり腰で下りて、膝のお皿への負担を股関節、お尻まわりに分担させます。

笑いながら実践されて、痛くない~!と喜ばれていました(笑)