50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

スクワットの目的

スクワットは英語でしゃがむ、と言う意味の動詞でトレーニングのひとつの名称に

使われています。このスクワットほど様々な解釈があるトレーニングはありません。最近ようやく厚労省が推奨しているロコモティブシンドローム、ロコモで深層にある

大腰筋がクローズアップされ始めました。

スクワットで検索するとスクワットの主動筋(他に補助する筋群は沢山あります。)

は太ももとお尻の筋群と出てきます。しかし大腰筋はあくまで補助とされています。しかし歩行や走る、階段を上るなどに大切な筋群は股関節屈曲筋群である大腰筋なの

です。

大腰筋は骨盤と大腿部をまたいでいる、つながっている筋群で、太ももを持ち上げる

とても重要な筋群です。スクワットでもこの大腰筋は十分と刺激、鍛えることができます。

一番この大腰筋を使う、意識しやすい動作は、スミマセン少し尾籠な例えですが(笑)

トイレにしゃがむ動作です。誰でもゆっくりしゃがまないと便座が大変なことになります。お辞儀を深くして下腹が太ももにくっつく位に、そろ~りと腰かけますよね~

この動作が股関節曲げ、股関節屈曲なのですが、しゃがんだ状態で一番カラダが安定

した体位なのです。

ジャンプの高梨選手の踏切る瞬間、相撲の仕切りの動作、ラグビースクラムの動作

など挙げると枚挙にいとまがありません。しゃがんだ状態でカラダが安定し、パワーが

最も出せる体位、姿勢をトップアスリートは本能的にとっています。

日頃のスクワットでゆっくりとしゃがみ(笑)立ち上がる際はしゃがむ動作と全く

同じ動作、股関節曲げ、お辞儀をした動作をすれば、大腰筋も刺激、鍛えられて太もも

やお尻も十分使っているので、発達したキレイな殿筋、股関節曲げ動作により締まった

エストが得られます。

ソファなど低い椅子で行う時はより股関節曲げを深くして下さい。腰や膝に負担が

かからないようお気をつけ下さい。