O脚注意報

今回は特に女性の方々にお聞きいただければと思います。昨日、仕事に行く時に

前を多分２０歳代と思われる女性がヒールで颯爽と歩いていました。私は仕事柄

つい人の姿勢ばかり観察するクセがありまして、フェチではありません（笑）

その方はふくらはぎがO脚気味で、真っ直ぐな姿勢、お尻、殿筋が発達していない

姿勢の方でした。真っ直ぐ姿勢は股関節曲げの意識、実践で改善でき、腰痛を

予防できるのですが、O脚はいずれ膝痛も伴うので早期の改善が必要です。

女性の骨盤は男性に比べて大きくできていまして、これは出産のためなのはご存知

かと思います。恥骨は男性がVサイン、女性は親指と人差し指のVサイン位と角度が

広く、蝶々のような左右の寛骨も少し横長になって赤ちゃんが落ち着くように～

そのような女性の骨盤に大腿骨、太ももの骨は男性より横から、膝に向けて大腿骨が

少し内側になる角度、構造です。分かり難いですね～例えると少し極端ですが、女性は

カクテルグラス、男性は普通のウィスキーグラス（笑）

この構造上の違いで加齢とともに女性の方がO脚や大腿骨頸部骨折など物理的に膝や

股関節に負担がかかりやすいので、致し方ない部分もありますね・・・

故に日頃の姿勢が大切になるのですが、今一度靴のカカトと左右の減り具合で自分の

クセの認識、出来れば何方かに前、後から歩き方を観察してもらい、特にふくらはぎから下が見た目にきれい（真っ直ぐ）か？

O脚は長年のクセを放置した結果かと思われます。O脚はいずれ膝痛も伴いますので

ご自身の身体の特徴、クセに意識、認識を持っていただければと思います。

そう～バレエなどダンスをしている方はつま先を少し外側に、ガニ股に歩いているよう

に見えますが、拇指球にちゃんと体重が乗っているので大丈夫です（笑）

さぁ～バレエダンサーのように胸を開き、少し太ももを締め気味にキレイに歩きましょう！