50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ガンにならない人の食事

今回は1994年に出版された 食事で治す本 ジーカーバー/丸元淑生 訳 の中にある、ガンにならない人の食事の文章を分かり易く解説したいと思います。

先ずはその文章をそのまま載せます。

 

もしも、あなたがが生まれたばかりの赤ちゃんで、その後の人生でガンにならない正しい食事をするとしたら、あなたはベジタリアンフイッシュ・ベジタリアンになるだろう。だいたいは食べない。

飽和脂肪の多い動物性食品と乳製品は避ける。緑黄色野菜と果物はたっぷり食べる。

無精製の穀類を食べ、豆もよく食べる。

 

ふだんは緑茶を飲み、たまに欲した時にコーヒーを飲む。ミルクはローファット(低脂肪)のものを飲む。ヨーグルトはよく食べる、特にアシドフィルス菌のヨーグルトを食べる。

もしも、あなたがアルコールを飲むとしたら、非常に控えめである。ビタミンDオメガ3油を多く含んだ青魚も好物である。

 

濃い塩をしたものや塩蔵品はあまり食べない。肉を食べるとしたら、皮を外した鶏の胸肉である。絶対に口にしないのがベーコンやサラミなどの燻製肉である。

パンは全粒粉で作ったしっかりしたもので、バターもマーガリンもつけない。

油を使う場合はコーン・オイルや紅花油などのオメガ6油は避ける。加熱調理に使うのはオリーブ油や菜種油(キャノーラ・オイル)などのオメガ9油で、サラダに使うのは亜麻仁油である。

 

あなたはサラダが大好きで、ブロッコリー、人参、トマト、オレンジ、玉ねぎはいくら食べても食べ過ぎたということがない。生でも加熱してもニンニクの香味が好物。

イチゴ、ラズベリー、スイカ、オレンジなどのカラフルな果物に食指が動く。赤いブドウには目がない。

ビタミンEが豊富なナッツ類はみな好きでよく食べる。レニウムが豊富なブラジル・ナッツ、オメガ3が豊富なクルミ、オメガ9が豊富なアーモンドは欠かさない。といって、それが余分な体重がつくまでは食べない。

 

以上です。太字の部分を解説しますね~

 

ベジタリアンよりは現在ではビーガンの方が分かり易いかな、日本生まれなのにあまり認識されていないマクロビオティックいわゆる精進料理的なマクロビオティックアメリカでの方が広まっています。豆腐や納豆に麹など、生の魚なんぞ食えるか~昔ですね(笑)

 

肉類は食べると9種の必須アミノ酸ビタミンB群が豊富なので日々摂ると良いかと。

鶏の胸肉やささ身がお勧めです。豚肉や牛肉は頻度を減らす方が良いでしょう。

飽和脂肪、逆が不飽和脂肪ですね、鶏肉➡豚肉➡牛肉、食べる部位により前後しますが、飽和脂肪が多くなるので鶏肉をお勧めします。

 

乳製品類は美味しいですよね~カルボナーラやピッツァ、最高です(笑)

乳製品は飽和脂肪が多いので女性の方は頻度を考えた方が無難でしょう。乳がんや子宮がんや卵巣がんは過剰の女性ホルモン(エストロゲン)がガンの成長に拍車をかけます。

エストロゲンは女性の方の全人生を通じてリスクファクターなので、閉経期前も閉経期後も食事の選択は大変重要になってきます。ガン以外にも骨粗鬆症は女性の方はリスクがあります、腰椎の圧迫骨折などはガンよりたちが悪いので、食事の選択は重要になります。

 

ヨーグルトは現在は免疫機能にとのCMで昔より摂る方が増えましたよね~加齢に伴う免疫機能(貪食細胞やリンパ球や顆粒球、詳細は省略しますね)は確かに衰えるようなのですが、腸内の細菌類、免疫細胞だとNK細胞ナチュラルキラー)は加齢に関係なく腸内をよい環境にしておくとこの免疫細胞はまだまだ活性化するようです!

 

コーヒーは覚醒作用や利尿作用があるのでTPOに合わせて適度にですね~コーヒーの効用は毀誉褒貶が激しく運動前に良いなどと、私は1日2杯抑えています。

 

アルコールは気分の効用など得られるので生活に欠かせないものですね~問題はアンモニアの解毒です、アンモニアは生体にとって極めて毒性が高いのです。酷い二日酔い大変ですよね(笑)健常者でしたら肝臓の尿素回路というもので尿素までに解毒され、尿中に排出されます。お水が飲んだら必要なのはこの訳です。

詳しくは省略しますがアルコールを楽しむ際は食べながら、帰ったらドンドン水をお飲み下さいませ~

 

ビタミンDは骨の成長なのですがあまり情報がなくスミマセン。あえてミルクにビタミンDが添加されているものを選ばなくても、紫外線は皮膚の中でビタミンDを形成するようなので心配はありません。

 

オメガ3とかオメガ6オメガ9は昨今メディアでも流れるようになりました。亜麻仁油はスーパーでも手軽に購入出来るように。要は魚類の不飽和脂肪酸がオメガ3でEPAとかDHAなどがそれです。オメガ9の代表がオリーブオイルです。

 

問題のオメガ6の不飽和脂肪酸、代表格はサラダオイルですね~昔は沢山摂るとカラダに良いなんて!?お国お上はのたまっていました・・・揚げ物した後に油こしで濾して

また揚げ物に再利用していた昭和な時もありました~今思うと!????ですね・・・

 

オメガ6は摂り過ぎると現在は動脈硬化や免疫系の攪乱などドンツになりました。

あのフライヤーで揚げた揚げ物はホント頻度を考えた方がよいと思われます、ほんと。

 

塩蔵肉類、燻製してあるもなどハムやベーコンやソーセージはとても美味しいです、ほんとに(笑)これらは製造するにあたり細菌の繁殖を防ぐために亜硝酸ナトリウムという化学物質が添加されています。致し方ないのです、製品として流通させるには最低限度添加が必要なのです。

 

多少食べても肝臓が解毒するので心配はないのですが、食べて胃に入るとニトロソアミン、怖そうな名前ですね、イクラやタラコや明太子にも変色防止の為に使われている

亜硝酸ナトリウムは胃の中でニトロソアミンに変化するようです・・・・

 

胃がんの原因のひとつとこのニトロソアミンは考えられています。日々胃の粘膜細胞は様々なものにさらされているので、避けた方が賢明でしょう。

 

ビタミンEセサミンに代表!?するようにカラダにいいものです(笑)ビタミンCに並び最強のビタミンとされています。心臓や呼吸器など多くの疾病予防に長くサプリとして愛用されています。有体に言うとビタミンEは活性酸素から守ってくれるので、周り巡って様々な病気に利き、健康維持増進に良いとされています。

 

活性酸素は長くなるので短く言うと、カラダに酸素がとりいられて約2%が活性酸素になります。これを除去!?できると水素水とういものが流行りましたよね~

活性酸素は必要なものでもあります、カラダに侵入してきた病原菌は白血球の中で溶かされて排出されるのですが、この溶かすのが活性酸素なのです。

 

あまり激しい運動をするとこの活性酸素を除去する酵素が除去しそびれると、この活性酸素は細胞にとって大変やっかいなもので、これが細胞をガン化させるようなのです・・・

ビタミンEは故に良いものなのです。

 

ビタミンを取るならベーシックなビタミン、マルチミネラルビタミンがお勧めです。

マルチにはCやE、ビタミンB群、このB群は大切なものでネットで検索してみて下さい。

私はこれをベースのCを増やしたりベータカロチンを増やしたり、アルコールにお世話になった際にはビール酵母です(笑)

 

そうです、アリナミンのCMは目や腰や肩こりなどと宣伝していますよね~メインはビタミンB群がメインの医薬品です、チョコラBBもお肌にですね。

医薬品は高いのでBコンプレックスで購入できますよ~製薬会社の方ゴメンナサイ~

 

ヒトのカラダは60兆の細胞の集まりと言われています。その60兆の中で10憶~20億にガン細胞が増えると健診などで見つかる場合があります。

長年かけてガン細胞は増殖してゆきます、現在もガン化しそうな細胞を正常にしたりと、カラダの中では戦国時代のように細胞は戦って、ガン化を防いでくれています。

その為にも良いと思われる食事をしていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

ストレスにはグルタミン

NHKの番組で植物が話し合っていると言う、確か山田孝之さんがナレーションしていました、大変面白く為になる内容でした。植物の葉や茎にアブラムシがカブリついてムシャムシャ食べるとその植物は物質を出して、植物本体に知らせている様子が映像で見られました~しかも隣に居る植物もそれを感じ取って!まだ食べられてもいないのに物質を出して身を守っている!植物は話し合っているということです。

 

サボテンは霊力があるなんて都市伝説を聞いたことありませんか?ブドウ畑の栽培で確かモーツァルトの曲を流して栽培すると美味しいブドウになるなんてことも~

腑に落ちました。

 

 

植物が虫に葉を食べられるという行為を何億年もかけて、虫さんからのストレスから自分の身を守り、種の保存DNAを受け継ぐという進化をしてきたと思われます。人間が現在いるウ~ンと前から植物は地球上の存在していた大先輩パイセンなのです。

 

植物というと光合成と連想がされ酸素を発生させる、よいイメージがありますよね。

マイナスイオン~です。

火は酸素がないと燃えないのですがちなみに太陽は?ですがあれは簡単に言いますと核融合で酸素のない宇宙空間で燃えています。

40億年後くらいには核融合が終わるらしいです。じゃ~銀河鉄道999の動力は?

ご想像にお任せします(笑)

松本零士さんのご冥福をお祈り申し上げます・・・

 

植物は酸素の発生だけでなく自分が生きてゆく為にアミノ酸、タンパク質を作ります。

これがグルタミンです。グルタミン酸とグルタミンは厳密に言うと違うアミノ酸です。合成の過程でアンモニアが関わってくるのですが詳細は省略しますね~

日本で有名な旨味グルタミン酸は小麦を色々といじって研究していたら発見されたようです。

 

 

人も動物も植物も生きてゆく上でアミノ酸20種のアミノ酸が必要なのは何となくでいいので覚えていて下さい~我々はその中で9種のアミノ酸を食べ物(飲み物でもありですが)で補給しないと生きてゆけない(厳密には生きられるのですが健康に天寿を全うする為にはです)のです。

 

先輩の植物は9種のアミノ酸含め20種全部、光合成や土壌などからの栄養で全てのアミノ酸を作り出せる、ヒトよりある意味で賢い生物です。植物同士の疎通もとれるとなると凄いの一言です。

 

春先からの杉などの花粉は、ヒトが植えるだけ植えて手入れを怠ったために花粉を遠くに沢山飛ばして、自らが生き延びるための術と考えられます。

花粉症は人災とも言えるのではないでしょうか・・・

 

土壌には窒素リンカリウムなどの物質が必要です、園芸をされる方はご存知かと思われます。リンは人体にも存在していますがあまり多いとカルシウムとバランスが乱れて骨粗しょう症にという危険が潜んでいます。

清涼飲料水はほどほどにされて下さいませ~大切なビタミンB1も失われます~

 

ようやくグルタミンです(笑)もう少しお付き合い下さい~

 

何故?ストレスにグルタミンというアミノ酸が?なのですが、グルタミンはにとって

最も重要な栄養素なのです。

 

CMでも免疫力の向上のために様々な飲料水を宣伝していますよね~ヒトの免疫は血液やリンパによってカラダの様々な所に存在していて外界からの侵入者を撃退しています。リンパ球とか顆粒球とかマクロファージ、T細胞、B細胞やNK細胞って聞いたことありますよね?リンパ球なんぞは全身の7割近くが腸の粘膜に存在しているらしいです。腸すごいですね(笑)

 

確かタモリさんが出ているCMのやつにNK細胞ナチュラルキラー細胞という言葉が出ていたと思います。この免疫細胞は笑うと増える細胞とも言われています。

NK細胞は確か腸でも作られるらしく、このナチュラルボーンキラーのような(笑)

強い免疫細胞を養ってくれているのが腸、腸管なのです。

 

加齢と共に免疫細胞もヨタヨタしてしまい外敵を見過ごす!?サボるようになるらしく

しかし腸管で養われるNK細胞さんは加齢に関係なく頑張ってくれるらしい、と言うのが現在の見解のようです。頑張れ~NK細胞!ありがとう~です。

 

腸管は8~9mにも及び栄養素の吸収と大変重要な役割を担っています、最近は腸内フレアという言葉が、お花畑という意味らしいです。何兆という最近がバランスをとって細菌やウイルスや有害な物質からみを守ってくれています。

 

そもそも腸管は体内の器官ですが外界と接しています。完全なる真空状態のような牛さんの胃袋!?確か4つほどあるようですが、嫌気系という酸素と接していない部位らしく、草などのみ食べて菌による発酵で毎日たくさんのタンパク質、ミルクを出す、産出

しています。凄いと思われませんか(笑)

 

 

 

ところでグルタミンは体内で合成されます、9つのアミノ酸ではありません。主に筋肉で合成されます。体内に一番多く存在してると言われています。スポーツ関連ではグルタミンは筋肉強化のためのサプリメントとしてドラッグストアで見ることがあるかもです。

 

グルタミンは食品分析表を見れば大豆や肉、魚類、タマゴやミルクなどと所謂タンパク質に豊富に含まれているのが分かります。

 

カラダが正常に機能していればグルタミンは控えめな裏方なのですが、強いストレス下では表舞台に表出されます。

 

腸管の腸壁は花畑と比喩されるように親指のような形をした柔突起がユラユラとしています。絨毛(じゅうもう)と言うようです。この突起から様々な栄養素を吸収するのですが、端的に言うと強いストレス下にはこの突起が破壊されてしまうらしいのです・・・

 

破壊され萎縮してバリア機能を失った粘膜は、細胞をはじめ通したくない悪いものまで体内に異物として侵入してしまいます・・・お腹が痛い~はこの感覚なのでしょうか?食べ過ぎたりの消化不良は身体的にも精神的にもストレスとなってしまうので気を付けたいものです。

 

腸管の状態イコール健康状態と言っても過言ではないかと思われます。

 

食べ過ぎが良くないのは腸管の吸収の問題なので、精進料理とは言いませんが消化、吸収を考慮した食事を心がけるのが健康のヒケツなのかもしれません。風邪気味の時のお粥は先人の知恵ですね~

 

小麦のグルテンがこの腸管のを傷つけてしまうのが小麦アレルギーです。卵アレルルギーだったり子供さんは辛いですよね・・・一度アレルゲンと認識されてしまうとなかなかアレルギーは面倒なものです・・・

 

腸管を良い状態(グルタミンが働いている)に保つと良い効果を列挙しますね~

 

● 免疫機能を保つ  ● 炎症性腸疾患の予防 ● 炎症性関節炎

● 食品アレルギーの予防 ● 筋肉強化 ● 老化 ● ホルモンバランス

● 薬害を予防(これは抗生剤などによるもの、最近は5日までしか抗生剤は処方され

 ていないかと思います、抗生剤は腸内細菌の良い細菌も殺してしまいます。歯の治療

 で歯茎をいじっただけで処方されたことが!?)

 

ストレスの解消と言ってもなかなか難しいの現状です、食べたり飲んだりする際は

唐揚げよりは腸管を思い!?焼き鳥にして帰ったらビール酵母ビタミンB1は糖質の代謝など疲労回復に大切な補酵素です、何かしらのサプリでの補給をお勧めします)でも飲んで寝ましょう(笑)

 

 

 

 

ヒップの筋肉の役割

ワールドカップ2022大いに盛り上がりましたね、日本はベスト8を逃したとはいえ素晴らしいプレーを見せて魅せてくれました。

 

仕事柄、各国のプレーヤーの動きや身体つきに視線が、ヨーロッパやアフリカ、中東に南米そして韓国に日本ですね~民族や人種により肌の色だけでなく、様々な身体つき特にヒップの筋肉そして背中の弓なり、S字カーブに釘付けになっていました。

 

何故かと言いますと、あのメッシ選手やエムボパ選手の体形を思い起こしていただければ分かるかと~エムボパ選手大きなヒップと素晴らしいS字カーブが見て取れました。

何故?アスリートのヒップの筋肉は発達しているの?この謎に今日は迫りたいと思います。

 

解剖学などの本を読めばヒップ、大殿筋の役割は一目瞭然なのですが、私はある本と出会い目から鱗が落ちる、実体験しました。テレビにも出演されている遠藤秀紀さん、あのパンダの第7番目の指を発見したことが有名でしょうか、あらゆる生物を解剖し骨格などから何故?そのように発達、変化したのか?遺伝子学的に考察している先生なのです。

その中でヒトは二足歩行に進化して骨盤はまず赤ちゃんを産むために(女性ですね)チンンパンジーなどより骨盤を広げて、赤ちゃんやその上の様々な内臓を受け止められる体型に進化しました。骨盤と背骨は前方で深い部分で大腰筋群、背骨と骨盤にくっつき、前に倒れない仕組みに進化、後方に倒れないようにしたのがヒップ、大殿筋なのです。へぇ~です。

先生は巨大なヒップと表現されていましたが確かにその通りです。一枚肉としては(笑)大殿筋は一番大きな筋です。ヒトの頭部は約1400CCの巨大な頭部、ワンちゃんなどから見ると火星人のように見えているかもです(笑)

 

先ほどの大腰筋は実は見えないですが重要な筋群でして、脚を持ち上げる為の主動筋、

太ももの筋群と助け合いながら皆さんは立ったり座ったり、階段を上ったり出来ている

ある意味ヒトにとってい1番大切な筋群だと思います。動かなく歩かなくなると衰えて、ちょっとした段差で転倒と相成ります・・・

 

ヒップの筋はカラダを支えるためだけではなく、垂直なカラダから腿をさらに後ろに蹴る役割があります。

後ろに蹴る力が強いのでアスリートのヒップが巨大なのはこれが要因なのです。

 

しかしもう一つ大切な視点があります。それは先ほど少し出ました背骨のS字カーブ

それと骨盤の前傾、専門用語で股関節屈曲させる、このS字カーブ股関節屈曲を合わせるといわゆる理想なスクワット動作が可能となります。

 

野球の話ですが大谷選手とMVPを争ったジャッジ選手、あのニューヨークヤンキースの選手です。彼は右利きで60本を超えるホームランを打ちましたが、あのジャッジ選手のベルトを見ると大谷選手より、より傾いているのが見て取れます。

背中も見事なS字カーブ股関節も前傾!私はアスリートとして機能的にも理想の体型かと思っています。カラをダ前傾にしてそんなに激しいスイングでないのに、あのホームランの量産は彼の体型が一番の要因かと思っています。

あの体型の日本人はなかなか見かけないですよね~残念ながら・・・

 

この背中のS字カーブと股関節屈曲群の強さ、その強さを引き出すための骨盤の前傾姿勢、スミマセン分かり難いですよね~要はスクワットなどを行う際に少しお辞儀をするようにしゃがみ、そしてそのお辞儀の状態で立ち上がります。

 

大相撲の力士の立ち合いをイメージしてみて下さい。ハッケヨイ~の処です。

強い力士はあの瞬間に最大限の力で相手にぶつかるので、淘汰された姿勢なのです。

歴代の強い横綱はその体形、姿勢を兼ね備えた肉体を持っていたように思われます。

近年なら横綱白鵬がそうです。

 

背中のS字カーブ、特に腰背部にこのカーブが無い体型だと腰痛になりやすい体型と言えます。20年現場でお辞儀スクワット、このように表現しています(笑)実践しています、真っ直ぐ姿勢の腰痛の方の姿勢が長年かけて弓なりの姿勢に!腰痛も改善されたようです。

 

実言いますと私自身も30年近くかけて自分の腰背部のS字カーブ、作り上げました改善しました。

骨盤と背骨が理想のカタチでコネクトされるとあらゆる所作動作パフォーマンス能力が変わります。昔、能や狂言をスムースに出来ませんでしたが(笑)現在はスムースに出来ますよ~女性版のフラダンスも出来ます(笑)

 

少し前にやたらヒップを鍛えるエクササイズが流行ったようですが、日頃の椅子など立ち座り動作でヒップを鍛える、結果ヒップアップになります(笑)ことが出来ます。

それはお辞儀をするようにゆっくりと8カウントで!?決まりはありません、じっくりと座り、立ち上がる際も同じ繰り返しです。

 

ヒップ変わりますよ~

ヒップだけでなく股関節屈筋群も鍛えられるので是非!!

 

ダイエットの成功には脈拍を知る

最近、腕時計で脈拍を計測、知ることが出来る便利なモノがあるようです。私のお客様で80代の男性の方が最近レッスン中にちょくちょく計測しているのです。

シニアの方々は血圧は神経質過ぎるほどに注意しているのですが、脈拍はあまり関心がないようで(笑)

 

その男性はレッスンの中盤でおおよそ120拍近くになっている様子、かかりつけ医にその事を伝えたら脈拍上げ過ぎとの注意をされたとのことでした!?

 

70代から始めて14年目かな?今でも私の真後ろで真剣にレッスン頑張つていらっしゃいます。

 

本題に入る前に例え話ですがお聞きください。現在のNHKの朝ドラでヒロインが人力飛行機パイロットになるために、懸命に自転車を漕いでパワーと体重を減らすために

奮闘しています。190Wというペダルの重さでひたすらペダルを漕がなくてはならない過酷な競技の様、スポーツクラブなどでエアロバイクを漕いだ経験がある方は190Wはとてつもなく重い負荷であることが分かります。

 

そろそろ結論ですが、痩せる、ダイエット 体脂肪を減らすには激し過ぎる負荷 強度

ここではヒロインが190Wでハァハァと行う運動は体脂肪が落ちない、です。

 

若さと根性で毎日毎日頑張れば多少は減りますが、現実は長続きせずにダイエット失敗となってしまいます。

何故かと言いますと、脈拍を上げ過ぎ、多分ヒロインの脈拍は150拍越えて呼吸数が増えるハァハァの状態かと思われます。あくまで演技ですね(笑)彼女が脂肪を使ってペダルを漕ぐには脈拍を年齢を考慮しても130拍台をキープするといわゆるファットバーニング状態となります。

 

まとめると190Wの脈拍で頑張っている時は彼女のカラダはグルコースいわゆる糖質をエネルギーに動いている状態です。

 

脂肪をエネルギーに脂肪を使いたいなら脈拍を上げ過ぎない負荷で長い時間、年齢などの個人差を考えてもその脈拍を出来れば20分以上欲言えば30分近く頑張ると、

カラダは糖質よりも脂肪を燃料に動く仕組みになっています。

 

 

ラソンランナーは優れたランナーほど糖質、グリコーゲンを使わずに脂肪をエネルギーに走る術を身につけています。彼らの安静時の脈拍は30拍40拍あたりの方もいるようで!?すごい~ですね!要は一般人が170拍でハァハァ~になるところを、彼らは余力があるのです。

一般人は一度に心臓からドクッと送り出す血液の量(一回拍出量と言います)はヤクルト2本分位なのですが、トップランナーはもう1本プラスの3本分かもしれません(笑)

1回に送り出す血液量が多くてしかも!?安静時の脈拍が40拍だとすると常人より心臓を省エネで動かしていると言うことに~経産省に褒められるかもです(笑)

 

朝ドラのヒロインがペダルを強い力で漕ぐパワーをつけるには?ハァハァと脈拍を上げた状態で頑張れば目標は達成できるかもしれませんが、5㎏の減量にはロードでのサイクリングの際は脈拍を上げ過ぎないように留意して長い時間漕ぐ脂肪をエネルギーに使う脈拍を保つ、保つ前に自分の脈拍を知ることから始めると体重を減らすことが可能になるかと思われます。

 

例えば200W以上の高負荷で3分5分と短時間のハードなトレーニングを繰り返しても、皆さんはもうお分かりですよね~体重は減りません。逆に負荷が重すぎると太ももはパンパンに筋肉がついてしまい、体重は増えてしまう、自明の理ということです。

 

理論上ですがヨガやピラテスのような動きで脈拍を130拍位で保てる、継続できるようでしたら脂肪を使うことが出来て、体脂肪は減少することになります。

普通のウォーキングだと120拍に脈拍を上げるには相当早く歩き続けないと上がらないの現実です・・・毎週例えば高尾山や陣馬山などに行けば必然と体重は減りますよね(笑)

 

家庭で脈拍をある程度上げて保つには、やはり固定式のバイク、エアロバイクが最適かと思われます。

朝ドラでヒロインが漕いでいるスクター式のものよりは、自転車の形に類似したもの?

ペダルが出来るだけサドルの下方にある物をお勧めします。最近は簡易的なものでペダルが少し前方に付いているバイクを見かけます。

 

この手やスクター式のバイクは漕ぐ姿勢が股関節の屈筋群、スクワットを行う際に使う一番強い筋肉群を使えないので、太ももばかりが疲れる形態なので購入の際はお気つけ下さいませ~

 

脈拍はインドの医学アーユルヴェーダや漢方的な医学でも脈診したりと脈圧を健康の指標としています。ストレス時や悲しい時・・・風邪の引き始め、恋に落ちた時のドキドキ(笑)このドキドキはいいものです~時計式のものが無くても、たまに頸動脈(

耳たぶの下の方の首に指を当てるとドクドクが感じられるかと)に2本指を当てて1分間計測を。

 

自分の安静時の脈拍は寝床で起き上がらない状態で計測です。腰掛けて計ると少し高いです。

 

ストレス下にあると呼吸が浅くなり脈拍が少し高くなります、いわゆる交感神経が亢進していて頭の中ではアドレナリン出まくり、血管収縮~です。

これをリラックス、副交感神経の方へ導くには深い呼吸、トイレの中で数回深呼吸するだけでも脈拍は落ち着くかと思います。交感神経の亢進、緊張状態はありとあらゆる病気の原因となります。

 

まずは運動より(笑)フゥ~と深呼吸で副交感神経へと導いていただければと思います。

 

 

糖質の役割

コレステロールは性ホルモンの原料だったりストレスに対抗する為に欠かせないものなのですが、完全に悪役扱いされている現状です。糖質も完全に悪者扱いです・・・

今日は糖質(炭水化物)の本来の役割を知っていただき、日頃の食生活に役立てていただければと思います。

 

糖質炭水化物って違うの?同じものなの?ですが、メディアで言われている糖質は

デンプン(ご飯やパンやパスタなど)とブドウ糖(専門用語でグルコースと言います)

果糖(果物に含まれるもの)や蔗糖(砂糖キビなどからとれるこれが一般的な砂糖)

などをごちゃ混ぜにしているので分かり難いですよね~

 

糖質は専門的な分け方をすると大きく3つに~デンプングリコーゲングルコースになります。どれもエネルギーとなってカラダを動かすための大切なものなのはご存知かと思います。

グリコーゲンとグルコースブドウ糖)は説明端折りますね(笑)長くなるので~

デンプンは毎日お世話になっているので少し説明しますね~

 

デンプン(澱粉)は複雑な炭水化物と言われています、ある意味では完全食物と言っても過言ではありません。

 

このデンプンは植物が水やCO2や太陽エネルギーが作ってくれています。厳密に言うと土壌などに含まれる窒素やリンやカリウムなども栄養源とされています。だからヒトのカラダにもリンやカリウムなどは存在しているのです。

 

米や小麦やジャガイモなどはデンプン、炭水化物なのですが、これらは糖質がメインですがタンパク質や脂質も含まれています。故に完全食物なのです。

 

人類ははるか昔は狩猟採集などの生活で豊富なタンパク質や脂質を食べて生きていました。現在は米や麦などを中心とした農耕の食生活がメインとなり現在に至っています。

 

何故?このデンプン中心の食生活で78億人の地球!?になったのか?

ジャガイモで説明するとおジャガは米や小麦よりもアミノ酸のバランスが優れていて、ご飯やパン(ここでは精製された白いヤツです)をお腹いっぱい食べるより、おジャガをお腹いっぱい食べた方が(笑)です。極端な例えですね~

 

18、19世紀に南アメリカ大陸からヨーロッパにもたらされたジャガイモで人口が爆発的に増加したことは有名です。疫病でジャガイモが減ってしまい人口も一時期激減したのがアイルランド、そのためにアメリカ大陸に移住しようとジャックは船の舳先であの有名なシーン、映画タイタニックですね(笑)

 

炭水化物をお腹いっぱい食べると太りやすいのは、脂質と共に食べる運動しない動かないを伴うと脂質に変換されるのは自明の理ですよね~

 

カルボナーラなんて最たるものです、乳脂肪や肉の飽和脂肪、これがたまらないのですが(笑)脂質に変換されて大切にカラダに貯蓄されます!?

 

話は脂質に逸れますが、じゃあ三大栄養素の脂質はどんな役割を?ですが、端的に言いますと脂質はエネルギーとして大切なものなのです。皮下脂肪などはカラダを守るクッション的な役割もありますが、脂肪は薪のように長く燃えてカラダを動かすための大切なエネルギー源となります。

 

糖質、タンパク質、脂質は三大栄養素と言われても一般の方はピンとこないですよね。

 

では朝食で糖質をカットか少量しか食べない、タンパク質は卵やシャケなどしっかりと摂る朝食を食べたとするとお昼までの貴方のカラダの中はどの様に動く?何をエネルギーとしてランチまで頑張るのか?想像してみていただけますか?

 

脂質は卵やシャケなどに豊富に含まれているので要は糖質カット朝食と言う事です。

 

まず会社まで1時間の通勤とするとそのエネルギーはどうするか?です。糖質などのデンプンがお腹にないのでカラダの中の体タンパク(ここで血中や筋肉とします)をブドウ糖に変換してエネルギーに変えようと変えてカラダを動かそうとします。次に頭がボーッとしてくるのは頭の脳細胞はブドウ糖しかエネルギーとして使えないので、さらに

体タンパクの変換をしてエネルギーとしての糖質の役割を果たします。

 

しかしランチ前に変な例えですが、上司に自転車で少し離れた所に書類を届けてとの命令が!!そうすと自転車こぎはエアロビック運動なので更に体タンパク変換しますが、

もっと良いエネルギーが!備蓄、微畜!?されているこれが脂肪です。

これがフィットネスの世界でのファットバーンです(笑)

脂肪を使うには運動の世界でも時間を要すると言うことです。

 

人類が東アフリカから全世界へ移動して現在定住出来ているのは、カラダに脂肪がある脂肪を備蓄していてエネルギーとして使う事が出来たから?私の意見です~

 

ヒトは糖質がエンプティな時などはタンパク質を糖質に変換してエネルギーにする術があります。しかし体タンパクを使うということは簡単に言うと筋肉が減る、となると体力が衰えるということになります。

 

糖質がないとカラダは大切なタンパク質をエネルギーに出来る!でもこれはいけない事!!と覚えていていただきたいことです。

 

糖質を摂らないでその分タンパク質を多く?お酒もいい?などという低糖質高タンパク食などというものがありますが・・・健康で長生きはとてもじゃありません。

 

高タンパクはカラダを疲れさせるのはご存知でしょうか?

糖質はクリーンエネルギー、最後は水とCO2を排泄とエコなのですが、タンパク質は複雑で最後に窒素をアンモニア尿素にして腎臓などを経て体外へ排泄と大変なエネルギーを必要とします。

 

焼肉をお腹いっぱい食べた翌日はあまり体調が良くない!?のはその為です。いっぱい食べてしまったらビタミンB群のサプリ、ビール酵母でもいいですね~

寝るまで水分多く摂って尿素窒素を排泄させましょう(笑)

 

もし貴方が体重や体型を気にしているなら糖質の制限はお勧め出来ません。ここで言う糖質制限は糖質を摂らないで脂質をエネルギーとするいわゆるケトン体ダイエット

です。詳しくは検索下さい。

ケトン体もあまり多く発生させるとカラダはアシドーシス(酸性)状態に・・・

お気をつけ下さい。

 

最後に糖質制限というのはご飯の量を少し減らす、という理解をしていただけたらと思います。体タンパクは大切です。筋肉量が減るのは死を意味します。

 

やたらCMでは筋肉や関節云々のものが流れています。わざわざサプリメントでタンパク質系のもを摂る必要は全くないのでご注意されて下さい。普段の食事で十分かと思います。

 

ご飯の代わりにパンでも構いませんが、適度な糖質の量を!これにより体タンパクを守りましょう!脂質を摂りすぎないよう考慮しよう~!是非お勧めです。

糖質、タンパク質、脂質はヒトが動くための大切なエネルギーです。

 

少し前にDNA鑑定、ミトコンドア鑑定とメディアで流れていました。ミトコンドリア

我々のカラダの60兆ある細胞、腕の辺りは1個1個はお餅の様な形、脳神経細胞はアメーバ状なのですが、その1個1個にDNAが存在していてその周りにミトコンドリアがウジャウジャ居ます。

このミトコンドリア糖質、タンパク質、脂質をエネルギーにピカチュウのように発電して(笑)カラダ全体を動かしています。心臓は勝手に!?電気信号でドクドクと心臓の筋肉を収縮、弛緩させています。ミトコンドリアが心筋はもの凄く多く存在しているようです。

植物も同じようなミトコンドリアが存在していて光合成でエネルギーを得ています。その植物が作ってくれた大切なデンプン、クリーンエネルギーの糖質を適度に摂ることに留意していただければと思います。

 

 

 

 

 

 

大切なS字カーブ

最近の事務用やゲーム用の椅子は腰を守る、ランバーサポートというものが組み込まれています。腰の部分はS字カーブが昨今大切と言われるようになってきましたが、もうひとつ大切な箇所、股関節についてお聞きいただけたらと思います。

 

アメリカのオレゴン世界陸上が開催されているので、機会があればあのスーパーアスリートの腰背部を注視すると見事なS字カーブが形成されているのが見て取れます。

女性は男性より骨盤が大きいのでヒップからのS字カーブがよりクッキリと観られますよね~あの200mのジャマイカフレイザープレイス選手、カラーに染めた長い髪で

走る雄姿!すごいですね~

 

あの中で下位のアスリートも頑張っていますが、1位2位になれる選手といったい何が違うのでしょうか?ヤル気?根性?これでは超日本的な答えですよね~

 

時間があれば画像、映像で見ると何となくナルホド~と分かっていただけるかと思います。それは股関節が屈曲している、骨盤が傾いていると言った方が分かるでしょうか、

 

トップの選手達は全てもの凄いヒップしています!何故ヒップが発達するのかと言いますと、股関節を曲げると、言葉良くはないですが見かけはでっちり、になります。

 

骨盤が傾いていると言う事は股関節にまたがっている筋肉群、股関節屈筋群が強いので必然的にヒップが発達することになります。ただヒップが発達していても骨盤が傾いていないとトップを争ことは出来ないとういことになります。

 

大谷選手の姿勢を見るとよく分かるのですが、彼は二刀流なので適度なヒップの発達

が見て取れます。バッター専門の強打者はもっと骨盤が傾いて(股関節屈曲)いて、もっと大谷選手よりヒップが発達しています。大谷さんは投げる打つの淘汰された身体、姿勢をしているということになります。

 

この股関節屈筋、今は大腰筋とか昔は腸腰筋と表現されていました。この

股関節のインナーマッスルである筋肉は見過ごされていると言っても過言ではありません。我々が歩く際に使われる筋肉はどの部位だと思いますか?

 

医師や専門家でも太ももの筋群と言われるのではないでしょうか?太もも筋群も使いますが一番使う、強力に使われるのが上記の股関節屈筋群のインナーマッスルなのです。

へっ?と思われますよね~では貴方が今思い切りその場でジャンプしたとします。

昔学校でやらされた!?体力テストで垂直跳びのように(笑)

 

このジャンプの際に使われる一番の筋群が大腰筋などの股関節屈筋群です。太ももの筋群はあくまでサポート、ジムなどである器具のレッグエクステンション頑張ってもジャンプ力はつきません、スクワットなどの股関節屈筋群を鍛えないと200mで1位にもなれないし、見事なヒップも獲得できないのです。

 

最近の椅子は腰に負担のかからない形状のもの、他にコルセットのようなものも販売されています、キリキリとヒモを引っ張ると腰背部をS字カーブにしてこしを保護してくれるようです。見た目はメカっぽくてかっこいいです。

 

あくまでS字カーブの姿勢は土台である骨盤なくしては成り立ちません。土台をちゃんと注視しないとその上のS字カーブは形成されないということになります。

 

これは20年かけて指導してきたので噓は申し上げません(笑)

 

スクワットを行う際に大切なのは胸を張る、胸郭を広げることが大切でして、よくあるスクワットの指導では両腕を胸に組んだり両腕を前方に出したりしているのが見て取れますよね~

出来れば軽い棒、バーのようなものを首筋の後に背負う、いわゆるフリーウェイトのスクワットの姿勢です。

 

是非お勧めです股関節を意識したスクワット!ざっくりした表現だとお辞儀をするように下りて上がる際はヒップから~動作中は胸を張った状態で~

 

とにかくお辞儀、股関節を曲げることに尽きます。そうするとヒップ、殿筋群も発達します。これは私のをお見せしたいくらいです(笑)

 

女性でも高跳びで2mを跳ぶ時代になったようです~各競技により淘汰された肉体を見るのも楽しみのひとつかと思います。5000や10000mなども走る選手は腰背部がS字カーブでヒップが発達、更に骨盤が傾く股関節が屈曲していてまるでサラブレッドが走るように脚の回転で走っています。

日本人選手も頑張っていますが骨格ではなく姿勢が違うのであれだけの差が生まれてしまいます・・・

 

話逸れますが、NiziUの踊り見事ですよね、よく同じ背格好のメンバーをそろえた、しかも踊れる!メンバーの姿勢をみると全員ウエストが細いくびれていますよね、腰背部のS字カーブもありこれがポイントなのですが、肩が前へ出ていない、胸を張った姿勢なのです。誰が誰だか分かりませんよね~もちろんヒップも発達していて見事なダンス、腰をグラインドさせる動き~フラダンスで有名な動きです、マイケルもそうですね~

 

この姿勢だとこの見事なダンス、動きができることをプロデュースした方は分かっていたのでしょう、さすがです。日本人はこの動ける姿勢については全くの後進国です。

 

例えばランバーサポートの椅子に座り、S字カーブのコルセットをつけてもS字カーブの

姿勢を形成することはなかなか困難でしょう。

 

よく座っている時は骨盤を立てる、という専門家もいますが、胸を張る、胸を

前方へ突き出すと言うと胸郭を広げられるかと~鼠径部にボールペンでも挟むような感じで股関節を曲げる、骨盤を立てる意識はお捨て下さい~

 

骨盤を立てる意識だと殿筋の下部が疲れるかと思います。

今の椅子でしたらお尻の後ろ、椅子の背もたれの部分にタオルなどを調節して、骨盤を物理的に傾けさせてあげるとよいかと思います、あくまでこれは対処なので、日頃から

例えば歩く時でも着物、和服を着た際の感覚、少しモモをしめて胸から歩く感じです。

 

そして椅子に座る際はお辞儀を深くするようにヒップを椅子に、座っている際は鼠径部にボールペンです(笑)そして立ち上がる際は座る動作と同じです、深くお辞儀をして

ヒップを持ち上げるです。

ゆっくり行うと完全に自体重のスクワットです!自宅勤務中にお勧めです~

 

 

代替肉の盲点

今日は代替肉の栄養面から見た盲点についてお聞きいただけたらと思います。

少し前メディアではフェイクミートなどと報じていた代替肉、昔からあった商品なのですがグルテンミートとはるか昔は言われていました~大豆や小麦などを代用とした所謂

見せかけのお肉なのですが、言われないと代替肉とは分からないものと現在はなっています。

米粉のチーズも開発されたようです、チーズはあの乳脂肪が美味しいのですが、あのトロッとした罪悪感の塊がたまりません(笑)

 

では代替肉の栄養ですが結論から言いますと、現物、本物の肉類に比べるとアミノバランスが劣ることなのです。

 

大豆などの植物性のタンパク質を代替えすることにより、確かにヘルシー、人口増加や食料自給の問題も相まって増々これからこの手の食品は一般家庭に入り込んでくるでしょう・・・

 

ではこの代替肉って本当にヘルシー?なのでしょうか?加工するにあたり添加物などは生産側を信じるとして~

アミノバランスってところで何?ですよね~

アミノ酸って簡単に言うとパワーストーンで作ったブレスレットありますよね、このブレスレットがタンパク質とします、これが壊れて石がバラバラになったものがアミノ酸なのです。変な例えですね(笑)

 

このブレスレットの石は20種が繋がっていて、この中の9個、9種必須アミノ酸なのです。この9種は食べたり点滴という手もありますが、いずれにせよ外部から体内に入れて消化、酵素などで分解吸収されてこの9種を補わないといけないのが人間、そのように進化してきたのが人類なのです。

 

人類が存在する以前から地球に生存していたのは植物です。この植物は9種のアミノ酸は補わなくても自分で作れる、人間より超エライ先輩なのです(笑)

我々は動くことを選択進化したが故に、9つは補わないといけなくなったのです。

 

代替肉の内容物のメインは大豆です、アミノバランスは上記した9種のアミノ酸が全てバランスが取れたものをアミノ酸バランスがGOODとなります。

 

それがカラダにいいのは後程説明しますね~卵や肉類がこのアミノバランスを100とすると大豆は確かに畑のお肉と言われているだけに良いバランスなのですが、唯一

100に満たないものがメチオニンなのです。

 

覚えなくてもいいのですが9種列挙してみます。

ヒスチジン イソロイシン ロイシン リジン メチオニン フェニルアラニン

 

                   スレオニン トリプトファン バリン

 

小麦ではアミノ酸バランスはほんの少し米に軍配が上がり、量としては少し劣るのですがバランスが良いものがジャガイモなのです。今は玉ねぎ高いですがおジャガは安価なので助かります(笑)

ジャガイモは南米からヨーロッパに渡り有名なのは、アイルランドが栽培に適していたのでしょうか、数百年で人口が何百万も増えたそうです。小麦のアミノバランスより

ジャガイモの方がアミノバランスが良いので人口増加となりました。しかしジャガイモの疫病のまん延で人口がまた減少となり、このタイミングでニューフロンティア、アメリカへの移住となったようです。

 

映画タイタニックのジャックがイギリスからニューヨークを目指して~ありましたよね。あの船の舳先での有名なポーズ、懐かしい~です(笑)

 

小麦ひとつ欠けたアミノ酸があります、それはリジンです。小麦で20位、米で50とひとつポコッと欠けています。これを補う為にご飯を5合くらい食べれば100になるのですが食べ過ぎですね~江戸の庶民は朝に一人5合をお釜で炊いて1日分としたようです。ご飯に味噌汁や納豆、豆腐などでなんとかリジンを補って潤滑な生命維持、繁栄となっていました。

 

大豆に足りないメチオニンも米などとの食べ合わせで9種を満たしていたのが、人類の歴史なのです。今は地球の温暖化が騒がれていますが、長い地球の歴史から見ると寒冷期の方が大事な時期、火山が立て続けに噴火して噴煙が1年以上太陽を隠してしまった時期などは植物は光合成出来ないので、人口は激減、疫病は流行る戦争は起こるなどと

・・・人類は温暖期に河川の氾濫などを繰り返し肥沃な土壌で植物が繁栄、人類も同じく繁栄とその繰り返しです。

 

変な話ですが、温暖化が進むと北海道でも簡単に稲作が、他の野菜や果物も北海道産の美味しいミカンなんて日が来るのかもしれません~その前に北海道の主権を守らんとで

すね(笑)

 

最後にもうひとつ9種のアミノ酸が大切な話をお聞き下さい。上記の中のバリン、ロイシン、イソロイシンというもがありますよね。

この3つはBCAA、分岐鎖アミノ酸といわれるものです。最近プロテインバーを見ると

タンパク質20gなどと明記しているものが増えました。各々の活動量によって当然体格もですね、1日少なくても80gの目安かと思われます、それもアミノバランスが獲れた状態で。

 

よく120gと言っているのもありますがよほどの運動量のある方、全部のアミノ酸が潤滑に吸収される訳ではなく、過度なタンパク質の接種は過度なアンモニア尿素が発生するので肉体には余計なエネルギーを使わせてしまいます。

 

タンパク質を多く摂取しているとしたらビタミンB群をサプリで摂ったり、ビール酵母でもいいです、あとその尿素の排泄の為に水分を多めに摂ることをお勧めします。

 

この3つのバリン、ロイシン、イソロイシンはアミノ酸にも関わらず筋肉で分解、使われる大切なアミノ酸なのです。運動をされている方は要は代替え肉よりは本物お肉

アミノバランスが良いものを摂る方が良い!と言う事になります。

 

植物が生きるには土壌の栄養、水と太陽の光で光合成をして生きています。しかもCO2を吸って酸素を放出してくれる大変クレバーな生き物です。

前回話したミトコンドリアですが、植物の中にも存在していて光合成でエネルギーを発電して生きています。

ヒトのこのミトコンドリアを発電させる物はなんでしょう?チコちゃん風に(笑)

 

60兆ある細胞ひとつひとつにあるものすごい量のミトコンドリアを動かすものは、

糖質、タンパク質、脂質になります。

糖質はメディアの宣伝も相まって悪者扱いされていますが、ミトコンドリアを発電させるクリーンな物は糖質なのです。ご飯を5合食べれば当然余ったものは脂肪に転化されるのは自明の理です。

しかし火付け役の糖質が不足、無かったりするとヒトはまず体タンパクを分解してミトコンドリアへとなります、次に脂質へとなります。

この体タンパクを分解はあまりよろしくないことで、上記のBCAAがあればそれをエネルギーにしようとします。運動前や途中、運動後に摂るアミノ酸はこのBCAA、分岐鎖アミノ酸が多く添加されています。

 

この糖質とタンパク質と脂質のバランスの詳細は別な機会にします、長くなるので(笑)

要はヒトは肉だけご飯だけと単一の食物だけでは人生100年を楽しく健康に(笑)

生きてゆけないのが現実です。生命保険のCMみたいです~!?

 

例えば糖尿病なってしまった、脳血管発作、脳卒中になってしまったなどこのような場合は代替肉などの植物性のタンパク質に変えたりとお勧めします。

 

極端ないわゆる菜食主義は一見ヘルシーかもしれませんが、人体の細胞レベルの営み、活動を考えるとやはりアミノバランスを考慮かと思われます。

 

日本人の九司(くし)さんが広めた、マクロビオティック来日したトムクルーズやマドンナなどマクロビオティックを実践していたよう。マクロビオティックはちゃんとしたアミノバランスを考慮したものです。

 

肉類や乳製品は当然脂質も含まれます、故に鶏皮ははがしたりと~過度な飽和脂肪と酸化した植物脂肪、美味しい~鶏の唐揚げですね(笑)ほどほどにです~